メモメモリー

私、双極性障害Ⅱ型。母、乳がん。母の料理を習いながら記録する。

寺族安名親授式(永平寺)その4-二日目・式本番-

いよいよ親授式です。親授式参加記事はこれが最後です。

 

親授式

式の前

式のでの動きを教えていただき、簡単に練習。

式までの間、結構時間がありました。

話をしたりしている人、緊張と疲れできつそうな人(私はこちら)と様々。

式は周りのお坊さんもサポートしてくれるし、

基本的に自分の前の人の真似をすればいいので大丈夫!と言われましても。

 

一番最初の方が「緊張する…」と説明していただいたお坊さんとお話されていたんですが

そのお坊さんが「大丈夫です、私たちも緊張してますから!」

とおっしゃっていてその会話が聞こえてきた私の緊張もほぐれました。

親授式本番

約40分。その間3回立って禅師さまの前に移動します。

絡子授与と血脈(けちみゃく)授与は覚えてるんですが最初の一回目なんだっけ?

剃髪だったかな??もちろんフリです。

その他お拝が9回ありました。

足がしびれてそろそろ限界~という頃に立つ順番が回ってくる感じでした。

でも最後には足を崩してしまいました…

 

絡子には戒名が書かれています。

字がにじみなくとても綺麗でした。戒名よりそっちが気になった(笑)。

自分の字を一字とったいい名前だと感じました。

 

血脈にはお釈迦さまから私までの系譜が書かれているそうです。

広げて見てみたかったのですが広げるとおそらく畳めない、

と言われいただいた状態のまま飾っています。

 

その後集合写真の撮影です。

 

以上で終わりです。

その後は大講堂に移動して自由解散でした。

ご家族が永平寺にいらっしゃる方が多かったようで

どんどん迎えにきていました。

私はせっかくなのでその後ももう一度永平寺を回ってお土産買って帰宅しました。

感想

参加を終えて

とにかく疲れました。でもいい体験ができました。

特に朝課で大勢の僧侶の中、

殿行(でんなん)が颯爽とお経などを運ぶ姿が本当にかっこよかった。

数年修行しないとなれないそうですが

さすが華の殿行と呼ばれるだけのことはあるなと思いました。

ファンシイダンス読んで本物見るのにあこがれていたのでw

 

受付の数時間前に永平寺についたので、ゆっくり回って、

その後雲水さんの説明聞きながら回って、

最後に式後にももう一度見て回りました。

 もっとよい経験にするために

普段まったく正座をしない人間なので、

もう少し慣れておけばよかったと思いました。

正座用の椅子持ってきてる方もいらっしゃいました。こんなやつ。

 

足が悪い方はたぶん相談しておけばいいと思います。

 せっかくいい話を聞いて、貴重な体験をしているのに

しびれた足に意識がいっていることが多かったです。

自分がどれくらいの時間正座できるかわかってるだけでも違ったかなと。

座布団なしで畳に正座はきつかった。

少し足を組み替えて座ったまましびれを和らげるテクニックとか知っておけばよかったです。

 

お話や式の間、一度も足を崩さなかった方々は

立ち姿も凛としていてとてもかっこよかったです。 

 

一般参籠者のスケジュール

ちなみに一般参籠者のスケジュールはこんなでした。

寺族安名親授式参加者のものとは違うのでこのホワイトボードは参考程度にしましょう

(整列、朝課、小食は一緒でした)

永平寺参籠者日程朝

 

これ読んで見て永平寺の殿行をぜひ見てみたかったので夢がかないました(笑)