初めて記念硬貨を見たけどこれすごい
地方自治法施行60周年記念貨幣を家族が入手
悪天候のおかげ
お金は好きですが記念硬貨とかギザ十とかには特別興味ありませんでした。
今日、家族が銀行に行ったところ昨日発売の地方自治法施行60周年記念貨幣を行員さんに勧められ、せっかくなので、と買ってきたそうです。
平成20年度から毎年数県ずつ発売されており普段は販売初日で売切れるそうですが、昨日の悪天候のため今日まで残っていたそうです。
「記念」とか「限定」とかになんだかんだ弱いのでなんだか心がウキウキします。
記念硬貨というので仰々しい箱に入っているのかと思ったらチャックのついた小さなビニール袋に入っていてまず驚きました。値段も500円の記念硬貨が500円なので実質両替(笑)
記念硬貨表側
左奥・和歌山県那智の滝、右奥・長崎県大浦天主堂とステンドグラス、左前・大阪府仁徳天皇陵古墳、右前・千葉県九十九里。
光を反射してしまいなかなかうまく撮影できませんでした。一応五百円玉です。
よくこんな細かいの作りますよね。
裏側の真ん中に感動
「地方自治」という文字に囲まれた真ん中、47という数字が見えます。
(47都道府県の47だそうです)
角度を変えると60に!(地方自治法施行60周年の60だそうです)
おおすごい!!
普通の500円玉も傾けると500の0の中に縦に「500円」が見えてきますが、記念硬貨は二つの数字がでてくることに驚きました。
お金には技術が詰まっている
硬貨自体も真ん中は銀色で周囲は金色と色が違うんですが特殊な製法で作っているそうです。
以下地方自治法施行60周年記念貨幣の偽造防止技術から引用
五百円記念貨幣は、日本で初めてのバイカラー・クラッド貨幣となっています。
この記念貨幣に採用されたバイカラー・クラッド技術は、異なる種類の金属板をサンドイッチ状に挟み込む「クラッド」技術でできた円板を、それとは異なる金属でできたリングの中にはめ合わせる「バイカラー」技術を組み合わせたものです。
加えて、貨幣の裏面の古銭中央の四角の穴の部分に、地方自治法施行60周年を記念した「60」の文字と47都道府県を示す「47」の文字が浮かび上がる潜像加工に加え、微細点・微細線加工を施しています。
このほか、貨幣の側面においては、斜めギザの一部を他のギザとは異なる形状にした「異形斜めギザ」を採用しています。この異形斜めギザ加工技術は、日本独 自に開発した技術で、さきに発行した「日本ブラジル交流年及び日本人ブラジル移住100周年記念五百円貨幣」に引き続き採用した技術であり、技術的にも視 覚的にも偽造抵抗力を一層高めたものとなっています。
普段使っているお金にも様々な技術が使われていますが改めて感動しました。そして今回、お金の技術について検索してみてそこそこ知識はあるつもりだったのに自分の知らない隠し文字などもあるそうで驚きました。
作るほうもすごいし見つけるほうもすごい!
ちなみにこんな遊び方
他の県の図柄はどんなだろう?と家族でHP見て、ページを開く前にどんな図柄か予想し合うのが楽しかったです。結果見てなんでこれがモチーフに???とかこの絵はいいね!とか。
埼玉県のを予想する時に父が「ダサイタマだからな~」と言いだして大笑い。お父さん、TVもネットも見ないのになんでその言い方知ってるの。