寺族安名親授式(永平寺)その2-初日-
9月に参加した親授式の記録です。結構前のことなので忘れています…
ちなみに各行事で写真撮影がOKだったかどうか覚えていないんですが
移動があわただしく、スマホ持っていけませんでした。
またもし持って行っても撮影できる雰囲気ではありませんでした。
実際撮影していた人はいなかったと思います。
みんなそれどころではなかったw
一泊二日の一日目
受付
親授式と宿泊の受付が別だったので時間がかかりました。
参加者は40人前後、全員女性でした。
受付後、大講堂へ移動。
日程説明など
歩き方やお辞儀の仕方など作法をざっと学びました。
この時間が一番つらかった。
正座。
翌日もあります。というか翌日の親授式が本番です。
辛くなったら無理せず足を崩したほうがいいと思います。
慣れない正座、標高の高いところ、翌日は足がパンパンになって
正座がさらにつらかったです。
この時並んだ順(というか位置?)で式に臨みます。
前後左右の人を覚えておくように言われます。
部屋へ移動
40人がぞろぞろ並んで宿泊部屋の前まで移動。
「ここからここまでは5人部屋です、ここからここまでは6人部屋です。
この7部屋がみなさんのお部屋です」と説明があったあとに
「ご自由に分かれてお入りください」
えええ!?
これは決めておいてほしかったです。
雲水さんの声かけもありなんとな~く最初に並んだ順で部屋に入りました。
開浴(お風呂)
部屋に移動後、楽な服装に着替えてすぐ部屋の前に並ぶよう言われます。
あ、集合写真の申し込みは確かここで。
部屋に入ったらすぐに書きましょう。
慌てて部屋を出たためシャンプーなどなど忘れました。
40人が一斉に入ります。
あんなお風呂の混雑は見たことありません。
洗い場は結構あったんですが圧倒的に足りていませんでした。
私も諦めてかけ湯で軽く流しただけです。
同じ部屋の方は湯船にもつかったそうですがとても気持ちよかったとのことです。
薬石飯台(夕食)
ここは一般参籠者と同じです。なので「お客様用」の食事です。
てっきり雲水さんに近い食事が食べられると思っていたので残念。
作法の説明があり、食事前に五観の偈を唱えたり。
お箸を洗うため、お茶を少し残すように言われます。
お箸は翌日の朝食でも使います。
沢庵で茶碗も洗うのかなと残していましたが必要ありませんでした。
説戒
寺族安名親授式参加者のみです。
というのも説戒は授けられる戒律の意義などを授戒者に解説するものだから。
ここも正座です。崩していいですよ、と言われてすぐ崩してしまいました…
眠くなるかな、なんて思っていたんですが
大変興味深く、ためになる話をしていただきました。
泣いて笑って、とてもいい時間でした。
映画
ここは一般参籠者と同じです。
大きな部屋で『永平寺の日々(にちにち)』という映画?を見ます
21:00 開枕(就寝)
翌日、何時に起きるかを同部屋の人たちと協議。
事前に届いた資料には3:20振鈴となっているけど
現地では3:10振鈴と言われたし、3:25整列ともいわれてるし
身支度と布団の整理が終わらないよね、という話になって
私たちの部屋は2:30に起きることにしました。
起きれるのか!?
私は朝が早かったためあっという間に寝られました。
二日目はこちらから
一般参籠者のスケジュール
ちなみに一般参籠者のスケジュールはこんなでした。
寺族安名親授式参加者のものとは違うのでこのホワイトボードは参考程度にしましょう
(薬石、映画は一緒でした)